ロマネスクについて

はい、またしてもサボりましたね。今日は最近色々な場所で問題になっているロマネスクについて僕なりに考えた事をまとめてみます。結論から言いますと、僕はロマネスク肯定派です。その理由を説明する前に、既に殿堂入りしたボルバルザークやボルメテウス・サファイア・ドラゴンと、まだ殿堂入りしていない母なる大地や紋章の大きな違いを述べたいと思います。どちらも強力なカードである事は疑いないと思います。しかし僕の愚考するところその「強さ」の質が違う気がします。ボルバルザークやサファイアの場合は一度場に出せば極端な話「そのカードの力だけで勝ててしまう」強さです。対して大地や紋章の場合は「使えるけどそのカードの力だけで勝てるわけではない」タイプの強さです。加えて大地や紋章によってコストの重いクリーチャーが使いやすくなり、今日多種多様なデッキを生み出す起爆剤としての役割を担っている事も事実です。そして僕はロマネスクは大地や紋章と同じ部類に入ると考えています。前置きが長くなりましたが、僕個人の意見としては「ロマネスクは強いけど色々なデッキを生み出す可能性を持ってるし、ロマネスクだけでデュエルが決まるわけじゃないだろ？」ということです。無論多くの方々もご指摘の通り持っていない奴は負ける、という懸念は確かにあります。しかしながら持っている、いないというプレイヤー間の格差を無理に埋めようとする事も現実的には難しい所があります。何より、例え今の環境で強いカードを持っていなかったとしても、そのハンデを覆してやろうという気持ちが今日多くのデッキを生んだ一因であると思います。これだけの長文になってしまいましたが、全て読んでいただければ幸いです。